お肉は体にいい?それとも悪い?賢くお肉を食べるコツ
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2015/12/16 17:00
健康・ダイエット
ハンバーグ、焼き肉、ステーキ、フライドチキン、ローストビーフ・・・子供も大人も大好きな肉料理。ご存知のように、お肉は良質なたんぱく質を豊富に含む、優れた食材です。しかし、「カロリーが気になる」「コレステロールが気になる」という理由で、あえて避けている人も多いのではないでしょうか。
お肉の一番の特徴は、「良質なたんぱく質」を豊富に含むことです。たんぱく質を構成するアミノ酸のうち、体内で合成できず、食物から摂取しなければならないアミノ酸のことを「必須アミノ酸」といいます。この必須アミノ酸をバランスよく摂ることのできる食品の代表が肉や魚などの動物性たんぱく質です。
もう一つの特徴は、身体の機能を調整する「ミネラル」や、代謝を助ける「ビタミンB群」が豊富なことです。レバーや赤身に多い「鉄」や「亜鉛」などのミネラルは、貧血や風邪の予防、味覚障害の改善に役立ちます。また、豚肉に豊富な「ビタミンB1」は、体内で糖質をエネルギーへ変換する際に必要となるビタミンで、疲労回復効果があります。
一方で気になるのが、お肉の「脂質」ではないでしょうか。肉に含まれる飽和脂肪酸は、摂りすぎると体内でのコレステロールの合成を促進し、血中のコレステロール値をあげることがわかっています。健康診断でメタボリックシンドロームや脂質異常症を指摘された方は、特に注意が必要です。
<賢くお肉を食べるコツ>
・脂身の少ない部位を選ぶ
ヒレ・モモなど赤身の部位、鶏肉であれば、ささみを選びましょう。
・調理法を工夫する
茹でて油を落とす、鶏肉は皮を除くなど、調理法の工夫でカロリーダウンが可能です。
もちろん、食事はバランスが一番大切ですので、肉を食べるときには必ず野菜も一緒にとりましょう。野菜や海草類、きのこ類に多く含まれる食物繊維には、コレステロールの吸収を抑えるという嬉しい働きも!
また、魚、大豆、卵、それぞれにメリットがあります。肉に偏らず、様々な食品からたんぱく質を摂るようにしましょう。
(テキスト:尾上 雅子)
お肉の一番の特徴は、「良質なたんぱく質」を豊富に含むことです。たんぱく質を構成するアミノ酸のうち、体内で合成できず、食物から摂取しなければならないアミノ酸のことを「必須アミノ酸」といいます。この必須アミノ酸をバランスよく摂ることのできる食品の代表が肉や魚などの動物性たんぱく質です。
もう一つの特徴は、身体の機能を調整する「ミネラル」や、代謝を助ける「ビタミンB群」が豊富なことです。レバーや赤身に多い「鉄」や「亜鉛」などのミネラルは、貧血や風邪の予防、味覚障害の改善に役立ちます。また、豚肉に豊富な「ビタミンB1」は、体内で糖質をエネルギーへ変換する際に必要となるビタミンで、疲労回復効果があります。
一方で気になるのが、お肉の「脂質」ではないでしょうか。肉に含まれる飽和脂肪酸は、摂りすぎると体内でのコレステロールの合成を促進し、血中のコレステロール値をあげることがわかっています。健康診断でメタボリックシンドロームや脂質異常症を指摘された方は、特に注意が必要です。
<賢くお肉を食べるコツ>
・脂身の少ない部位を選ぶ
ヒレ・モモなど赤身の部位、鶏肉であれば、ささみを選びましょう。
・調理法を工夫する
茹でて油を落とす、鶏肉は皮を除くなど、調理法の工夫でカロリーダウンが可能です。
もちろん、食事はバランスが一番大切ですので、肉を食べるときには必ず野菜も一緒にとりましょう。野菜や海草類、きのこ類に多く含まれる食物繊維には、コレステロールの吸収を抑えるという嬉しい働きも!
また、魚、大豆、卵、それぞれにメリットがあります。肉に偏らず、様々な食品からたんぱく質を摂るようにしましょう。
(テキスト:尾上 雅子)