コレラ菌は数時間~5日ほどの潜伏期間を経て、痛みを伴わない水溶性の下痢が主症状です。経口感染のため、海外での食事を含め、衛生面が疑われる場所での食事や加熱不十分な食材は避け、調理や喫食前には手指の洗浄・手洗いを徹底します。※1
赤痢菌は1~7日間の潜伏期間を経て、大腸炎、激しい下痢や腹痛、嘔吐や発熱が合わられます。乳幼児では重症化しやすく死亡率も高くなります。※1、※2、※3
毒素を不活化させるためには、80℃で10分以上加熱する必要があります。※2
また、食材を扱ったまな板や手指、調理器具からの二次感染・経口感染予防のため、洗浄や消毒は徹底しましょう。
※1参照:kao 食中毒の種類
※2参照:kao 細菌性食中毒 感染型
※3参照:東京都福祉保健局 食品衛生の窓
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本記事は、管理栄養士による執筆・監修が行なわれております。