煮込み30分☆ 骨まで柔らか「紅鮭粕汁」 レシピ・作り方

- 1時間以上
- 300円前後

材料(4~6人分)
作り方
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1
鍋にたっぷりのお湯を沸かし適当な大きさに切った状態の鮭のアラを入れて1分ほど茹でこぼします。すぐにザルに開け流水でヌメリや汚れを洗い流します。
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2
鍋に1500ccの水を入れて昆布を30分ほど浸けてから火にかけます。弱火で加熱し、沸騰直前に昆布を取出します。これが昆布の一番だし。
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3
ごぼうの皮を包丁の裏でそぎ取り、表面に数本切れ目を入れて笹がきにします。酢水をボウルに用意しておき、削りながら漬けてアク止めをします。
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4
下処理をしたアラとごぼう、酒、昆布だし1000ccを圧力鍋に入れて火にかけ、沸騰したら強圧・中火~弱火で15分煮て火を止めそのまま一晩置きます。
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5
<ここから翌日>里芋の皮を剥いて一口大に切り、水を張った鍋に入れて火にかけ、沸騰したら弱火で5分ほど煮こぼします。ザルに開けて水を切ります。
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6
すり鉢に酒粕と熱くした昆布だしを入れて15分ほど潤かします。ミキサーにかけてある程度泥状にしタレすり鉢に戻してきめが細かくなるまですります。
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7
材料を切ります。油抜きした油揚げは短冊に切り、竹輪は薄く小口切り、大根とにんじんは皮を剥いて縦に4つに切り乱切り、豆腐は一口大に切ります。
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8
前日煮込んだ鍋に残りのだしとみりんを加え、油揚げとちくわ、大根、ニンジン、椎茸を入れて火にかけます。10分ほど煮て豆腐を入れ粕を溶き入れます。
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9
さらに5分ほど弱火で煮て味が馴染んだら味見をしながら白味噌を溶き入れ、小口切りしたネギを放して出来上がりです。
きっかけ
北洋漁業の名残なのか、ベーリング海の紅鮭の新物は7月に函館に入ります。「ほんちゃん」という呼び方をする最高級品の紅鮭です。だから、ほんとに旨い粕汁はやはり7月です。今年のカス汁は『時短・省エネ』で作りました。
おいしくなるコツ
酒のアラに限らず、魚を使った料理では下拵えが大事です。茹でこぼし(または霜降り)と水洗いは必須で、ここを手抜きすると生臭い汁になって料理が台無しです。酒粕はミキサーが便利です。煮込んだ後一晩置くのがコツ。これで骨まで柔らかに。
- レシピID:1790005903
- 公開日:2012/07/18
関連情報
- 料理名
- 粕汁
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