とってもスローな栗の渋皮煮(筋取りが楽に!) レシピ・作り方
材料(たくさん人分)
- 栗 適宜
- 砂糖 適宜
- 重曹 大さじ1~2
- ラム酒かブランデー 適宜
- 塩 お好みで 無しでも可
作り方
- 1 栗はよく洗い、たっぷりの水に浸ける。栗のお尻のところとの境界がへこんでいるようなものは乾燥が強いので一日、新鮮なものは一晩。
- 2 栗が膨らむくらいよく吸水したのを確認し、水からあげて熱湯に入れ、蓋をして30分~1時間蒸らす。
- 3 まだお湯が冷め切らないうちに包丁で渋皮を傷つけないように気をつけてお尻から先に向けて一ヶ所だけ鬼皮をむく。
- 4 残りの皮はお尻のほうからとがっているほうに向かって手で剥くと筋がよくとれる。まだ硬いようならもう一度熱湯に浸ける手順を繰り返す。(一日でできないときは鬼皮を剥いた状態で保存)
- 5 大鍋に栗が隠れるように水を入れ、中火にかけ沸騰したら重曹を振り入れる(吹き上がるので注意)。弱火にし、10分ほど茹でる。
- 6 栗を水に取り、何度も水を替えながら手のひらと指の腹で優しく転がすようにして、残ったけばや筋を流していく。
- 7 あらかた毛羽が取れたところで一つひとつ残った筋がないか確認する。写真の右側が処理したほう。
- 8 栗を洗い、渋皮が傷ついたものと成功したものを別々の鍋に入れてここから同時進行。鍋に水を入れて沸騰させ、弱火で5分煮たら一晩置く。
- 9 水を替えては沸騰させるのを繰り返し、栗の渋みを抜いていく。試食は傷がついたほうでし、渋みが無くなったら成功した鍋に砂糖を入れる。
- 10 成功したほうから皮に傷がついた栗の鍋に砂糖水を移して同じ濃度にし、同時進行していく。
- 11 沸騰させて5分弱火で煮て一晩置く。翌日も繰り返し、火を止めてからラム酒を入れる。一晩置いて中まで味が入っていたら完成。
- 12 冷凍する場合はシロップごとで、自然解凍でどうぞ。冷蔵保存の場合はしっかり蓋のしまる容器で。たまに煮返すと長く保存できます。
きっかけ
栗の生産者なのでシーズン中は大忙し。夜なべの栗きんとん作りの忙しさも増し、より手間を省くために工夫をしましたので、2012.9.28に4と6と7の手順を書き変えました。ほとんど筋取り不要でできるようになりました!
おいしくなるコツ
冷ます過程で中まで味が染み込むので、ここは急がずしっかり一晩置いてください。傷がついたほうは味見用はもちろん、刻んで使うケーキにも使えますので、諦めずに完成させてください。ぐらぐら沸騰させなければひどくは煮崩れてきません。
- レシピID:1000000098
- 公開日:2010/10/24
関連情報
- カテゴリ
- その他のお菓子
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- 秋の味覚レシピ2010 栗 渋皮煮 ラム酒
- 料理名
- 栗の渋皮煮
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