楽天レシピ編集部や栄養士、料理専門家がお届け!食に関するマガジン

海外のセレブが実施!チアシードダイエットのポイント&効果

16,356view 2016/08/24 07:00 健康・ダイエット
海外のセレブが実施!チアシードダイエットのポイント&効果
チアシードとは?栄養について

近年スーパーフードとして話題になっているチアシードは、南米で栽培されているシソ科の植物の種で、ダイエット・美容・健康などに効果があると期待されています。ミランダカーさん、モデルのローラさんや、藤原紀香さんなども愛用しているようです。

チアシードは栄養価が高く、特にグルコマンナンという水溶性の食物繊維が豊富に含まれており、便秘予防や腸内環境を整えるのに効果的です。また、貧血予防の鉄分、その他ミネラルやアミノ酸、αリノレン酸などが豊富です。αリノレン酸は、オメガ3系の脂肪酸で、人間の体内で作れない必須脂肪酸ですが、大さじ1杯のチアシードで1日の摂取量の約2gをクリアできるほど豊富に含まれています。

チアシードを食べる際の注意点

チアシードには副作用があるともいわれていますが、しっかり浸水させれば問題ないでしょう。チアシードには水を吸収する性質があるので、そのまま食べたり、浸水が不十分だと、腸の中で水分を吸ってしまい、便秘になりやすくなります。また、発芽毒があるといわれていますが、水に長時間つけることで無毒化されます。

いずれにしても12時間以上、チアシードの10倍の量の水で戻すのはよいでしょう。戻す際は、お湯を使うと栄養素が破壊されるものもあるので、水を使いましょう。

1日の摂取量は10g(大さじ1杯)と言われています。これ以上食べると、逆に便秘になってしまったり、大さじ1杯約50kcalで意外と高カロリーなので太る原因にもなりますので、必ず摂取量は守りましょう。チアシードと似ていて、低カロリーの「バジルシード」のダイエット効果のついてはこちらの記事でご紹介します。

チアシードの食べ方とレシピは?

チアシードの食べ方としては、スムージーに混ぜる、ヨーグルトやシリアルにいれる、タピオカのように食べる、ドレッシングに混ぜる、ジャムに混ぜる、など色々な使い方ができます。αリノレン酸は熱に弱いので、加熱する料理には向いていません。

グリーンスムージーを作る際に、チアシードも入れてミキサーにかければ、チアシードの見た目が苦手という方も全く気にせずに食べられますし、しっかりとすり潰されているので、栄養素の吸収率もアップするのでオススメです。ミキサーにかけずに食べる場合は、なるべく噛んで食べると、吸収がよくなるので、意識して噛むようにするとよいでしょう。

(テキスト: 岡田 あや)

この記事の作者

岡田 あや さん
岡田 あや

大妻女子大学家政学部食物学科管理栄養士専攻卒業。
株式会社シダックスにて社員食堂・病院で献立作成、厨房業務、衛生管理指導などの委託給食業務に携わる。
その後、特定検診・保健指導で、メタボリックシンドロームの方を対象にした栄養指導、料理サイトのコラム執筆、テレビ出演などを中心に活動している。

関連する記事

    デイリシャス配下共通/アクセスランキング上部のチームサイト枠      

健康・ダイエットのランキング

    デイリシャス配下共通      

ジャンル一覧

楽天レシピ プレミアムサービス開始!3日分献立でラクしよう
きのこは洗う?洗わない?適切な下処理と保存のポイント
ほうれん草のゆで方・ゆで時間 あく抜きの必要性についても解説
大根の適切な保存方法(常温・冷蔵・冷凍)と長持ちさせるコツを解説
【下処理】なすのあく抜き・切り方 あく抜きは絶対必要?しないとどうなる?
プロが教える!ブロッコリーのゆで方・ゆで時間【完全版】


おすすめの特集

もっと見る