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体内時計を味方につけよう!忙しい人の健康管理のコツ

3,717view 2016/04/16 17:00 健康・ダイエット
体内時計を味方につけよう!忙しい人の健康管理のコツ
新年度がスタートし、お花見や歓迎会などのイベントが多いこの季節。普段の食事リズムが乱れてしまう人も多いのではないでしょうか。季節の変わり目で体調を崩しやすい時期でもあるので、忙しくても健康管理はしっかりしておきたいですよね。

体内時計を意識しよう!

人間の体には、「体内時計」ともいわれる一定のリズムがあります。この体内時計は朝の目覚めや夜の眠くなるという生活リズムももたらしています。

しかし、夜遅くに食事をとったり、朝食を抜いたり、といった生活習慣の乱れは、体内時計も乱してしまう可能性があるのです。体内時計が乱れると、不調が生じたり、さまざまな病気のリスクが高まることもわかってきています。

体内時計の乱れによる不調を防ぐためには、「食べる量」や「食べる内容」だけでなく、「食べる時間」も意識するようにしましょう。

イベント等で食事リズムが乱れても、その乱れたリズムを何日も引きずらないことが大切です。
特に重要なのが朝食。朝、きちんとした時間に食事をとれば、それだけで体内リズムをリセットすることができます。

また「食事」以外に、「光」も体内時計をリセットする刺激であることがわかっています。夜遅くまでテレビやスマートフォンの画面を見ないこと、朝の太陽の光を浴びることも、体内時計を調整するためには有効です。

知っておきたい時短テク

忙しい時期だからこそ、食事の準備が少しでも楽になるよう工夫してみてはいかがでしょうか。

例えば、野菜は時間のあるときに下処理をし、小分けにしてラップで包み冷凍保存しておくと便利です。
乾燥わかめ等の乾物を利用する、電子レンジを活用する、圧力鍋等の時短調理器具を使うといった工夫もおすすめですよ。

また、忙しい時の強い味方と言えば、コンビニ食。
ひじきの煮物やきんぴらごぼう、かぼちゃサラダ、煮卵、卵焼き、焼き魚、煮魚等のコンビニ惣菜をうまく活用することで、食事の栄養バランスをアップさせることができます。
具だくさんの味噌汁やミネストローネなどの汁物も、便利なアイテムです。

無理せず自分に合った方法で、日々の食事を整えていきましょう!

(テキスト:尾上 雅子)

この記事の作者

尾上 雅子 さん
尾上 雅子

管理栄養士
武庫川女子大学生活環境学部食物栄養学科卒業。
食品メーカーにて、品質管理・商品企画・販促・広報などの業務に携わる。
現在は、企業やクリニックでの生活習慣病予防・重症化予防のための保健指導や、食品関連企業の販促・広報支援などを中心に活動している。

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