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【スープダイエット】魅力や成功させるコツとおすすめレシピと併せてご紹介!

3,286view 2024/11/05 10:00 応援!おうちごはん
【スープダイエット】魅力や成功させるコツとおすすめレシピと併せてご紹介!
ダイエットに温かいスープを取り入れる方法が今注目されています。「スープダイエットにチャレンジしてみたい」「スープダイエット成功のコツが知りたい!」と思いませんか。この記事では、期待できる作用、おすすめレシピなど。スープダイエットの魅力をたっぷりお伝えしていきます。

栄養満点でおいしいスープを食べる方法は、健康的にやせたいという人にもおすすめですよ。ぜひ、お試しください。

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スープを使ったダイエットの魅力とは

スープダイエットとは、温かく野菜たっぷりのスープをダイエットに活用する方法です。ダイエット中に温かいスープを摂ることで、さまざまなメリットが期待できます。スープダイエットの魅力は次の通りです。

【スープダイエットの魅力】
・腸活につながる
・デトックス作用
・代謝がアップする
・冷え対策
・食べ過ぎ対策

スープには野菜をふんだんに使うことで、食物繊維が摂れて腸活に役立ちますよ。野菜にはカリウムが多く、過剰な塩分を排出するため、むくみ対策やデトックス作用も期待できます。
さらに、温かいスープを食べることで体が内側から温まりますが、体温が上昇すると、代謝も上がります。冷え対策をしたいときにも、体を温めることが大切です。
また、野菜は加熱するとかさが減りってたっぷり食べられますね。そうすると、満足感が得られるので、食べ過ぎ対策にもなるでしょう。

スープダイエットの成功のコツは?

スープダイエット成功のコツは3つあります。

●気長に続ける
スープダイエットは食事の栄養バランスが偏らないように気を付け、無理のない範囲で続けていくことが大切です。結果を急いで極端な食事制限をすると、リバウンドを招くおそれがあります。

●栄養バランスを考える
同じ食材・味付けのスープばかり食べていると、栄養バランスが偏ってしまいます。肉や魚を加えてたんぱく質を摂れるようにしたり、ごはん・パンなど主食も合わせて摂るようにしましょう。

●糖質・脂質の摂り過ぎに注意
ダイエット中のスープは、低糖質・低脂質を意識して作ります。糖質の多いかぼちゃ、いも類などを食べ過ぎるのはよくないので、使う量に注意してください。肉や魚はなるべく低脂質なものを選ぶと低カロリーに仕上がります。

冷製スープやクリーム系スープは避けて!

ダイエットに向いているのは、和風だし、コンソメ、鶏ガラなどをベースとするシンプルで温かいスープ。一方で、スープダイエットで避けてほしいスープの種類は、冷製スープとクリームスープ系です。

●冷製スープ
冷製スープは体を冷やすので、腸が冷えたり、代謝が落ちたりするおそれが考えられます。ダイエット中はなるべく、温かいスープを食べるようにしましょう。

●クリームスープ系
クリームスープは乳製品や小麦粉が使用されており、糖質・脂質が高いものが多いです。どうしてもクリームスープ系が飲みたくなったときは、小麦粉やバター控えめのレシピにするといいですね。

続いて、ダイエットスープのレシピを見てみましょう。

しっかり食べて痩せられるダイエットスープ5選!

楽天レシピのなかから、おすすめのスープレシピをピックアップしました。

【ダイエットスープ5選】
1. 白菜と卵のあっさり中華スープ
2. 野菜たっぷりジンジャーコンソメスープ
3. まるごとオニオンスープ
4. 白菜と肉団子のトロトロ煮
5. 鶏胸ともやしの節約トムヤムスープ

ダイエット中に食べるなら、低カロリーな白菜を使ったものや、体が温まる生姜入りスープ、野菜をシンプルに味わうオニオンスープなどがいいでしょう。さらに肉団子や鶏肉が入りで、たんぱく質が摂れるスープもおすすめです。どれもおいしくてヘルシーで、ダイエット中にぴったりですよ!ぜひ作ってみてくださいね。

それでは、レシピの作り方やポイントを見てみましょう。

素朴な味で滋味深い!白菜と卵のあっさり中華スープ

白菜と卵で作る、あっさりとした中華スープです。白菜から食物繊維やカリウム、卵からたんぱく質やミネラルが摂れます。調理時間はわずか10分ほどなので、ぱぱっと作れて、朝食にもいいですね。

卵をふわふわにするポイントは、スープをふつふつと沸かして、卵液を少しずつ回し入れること。スープが沸いていないと、卵が溶けてにごりの原因になるので、気を付けましょう。盛り付けのコツは万能ねぎです。卵の黄色に万能ねぎの緑色が映えて、彩りよく仕上がりますよ。

生姜で体があったまる!野菜たっぷりジンジャーコンソメスープ

体がぽかぽか温まるジンジャーコンソメスープです。生姜はダイエットスープにぜひ入れてほしい食材。生姜をスープに入れ加熱するとショウガオールという成分により、体が内側からぽかぽかと温められ、冷え対策につながりますよ。食物繊維たっぷりの白菜を使うこともポイントです。

おいしく作るコツは、野菜を1~2cm角に切りそろえ、じっくり煮込むことです。小さく切ると食べやすくなり、野菜のうま味が溶け出して、おいしいスープができます。

レンジで時短!まるごとオニオンスープ

たまねぎを丸ごと1個、贅沢に使うオニオンスープです。煮込み時間がかかりそうですが、このレシピでは電子レンジを使うので、手間をかけずにたまねぎをやわらかくできます。

たまねぎは根元側に十字の切れ込みを入れておきましょう。スープにして食べるときに、その切れ込みから割っていただくと、食べやすいですよ。また、仕上げにチーズをのせて余熱で溶かすと、とろっと溶けてとてもおいしいです。ピザ用チーズがなければ、パルメザンチーズやスライスチーズで代用してもいいでしょう。

たんぱく質も補給できる!白菜と肉団子のトロトロ煮

とろとろの白菜とふわふわの肉団子がおいしいスープです。ダイエット中の不足に気を付けたいたんぱく質を補給できます。野菜だけで作るよりも食べ応えがあるので、うれしいですね。

肉団子には豚ひき肉を使用します。酒と塩を加えて粘り気がでるまで混ぜてください。混ぜる作業はなるべく手早くがポイントです。ゆっくりしていると手の温度で油分が溶け出し、パサつきの原因になります。また煮込む際、アクを丁寧にとると、透き通ったきれいなスープができますよ。

安くておいしい!鶏胸ともやしの節約トムヤムスープ

鶏むね肉ともやしで作る、トムヤムスープです。特別な材料を使わなくても、トムヤムクンペーストを使うだけで、簡単に本格的な味にすることができますよ。具材には比較的安価で、低脂質・高たんぱく質な鶏むね肉を使用します。

鶏むね肉をやわらかくするコツは、火加減です。ぐつぐつと強火で煮込むのではなく、中火~弱火でゆっくり火を通しましょう。また、鶏むね肉は予め薄切りにしておくと、火の通りが早く時短につながります。

代謝を上げてダイエットを成功させよう!

スープダイエットの魅力、おすすめレシピをご紹介しました。ダイエット中、野菜たっぷりのスープを食べることで、腸活やデトックス作用などが期待できます。体を温めて代謝を高めるために、スープは温かく調理しましょう。

しかし、同じようなスープばかりを毎日食べ続けていたら、栄養バランスが偏り、リバウンドを引き起こすおそれが…。野菜以外にも、肉、魚、ごはん、パンなども適度に摂るようにするといいでしょう。

スープダイエット成功のコツは、無理のない範囲での継続です。おすすめレシピを参考に、いろいろなアレンジを楽しんでくださいね!


【参考文献】
・文部科学省「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」
・書籍「一生役立つきちんとわかる栄養学」飯田薫子 寺本あい 監修 西東社
・カリウム | e-ヘルスネット(厚生労働省)
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/food/ye-005.html
・ナトリウム | e-ヘルスネット(厚生労働省)
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/food/ye-024.html
・ダイエット | e-ヘルスネット(厚生労働省)
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/metabolic/ym-090.html
・朝ごはんを食べましょう:久喜市ホームページ
https://www.city.kuki.lg.jp/smph/kenko/kenko_iryo/kenko-shoku_navi/kuki-shoku/tyousyoku.html
・生姜は体を温める効果があるそうだが、どのような成分が働いているのですか。:農林水産省
https://www.maff.go.jp/j/heya/sodan/1811/01.html
(参照:2024/09/04)
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この記事の作者

小嶋絵美 さん
小嶋絵美

フードライター×管理栄養士。好きな食べものは野菜とフルーツ。食べものと栄養について分かりやすく丁寧に伝えることを大切に、コラム執筆を行う。「食材をシンプルにおいしく」誰にでも作れる簡単レシピを提案している。

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