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じゃがいもの大量消費に!コーンと枝豆のいももち【頑張りすぎない家族ごはん#30】

11,140view 2021/10/07 09:00 応援!おうちごはん
じゃがいもの大量消費に!コーンと枝豆のいももち【頑張りすぎない家族ごはん#30】
こんにちは!管理栄養士の中村りえです。

じゃがいもが旬を迎えておいしい季節です。スーパーに通年並んでいますが、じゃがいもの旬は春と秋の2回。秋はだいたい9~11月頃なんです。
安くて日持ちもするじゃがいもは家計の味方。旬の季節はよりリーズナブルなので、多めに購入していろいろなレシピを試してみませんか?

今回はじゃがいもを大量に消費できるレシピ「いももち」をご紹介します。お弁当、おつまみ、おやつと幅広く使えるいももちを早速作ってみましょう!お子さんのおやつにもぴったりですよ。

秋のじゃがいものおいしい食べ方とは?手軽な下処理方法は?

秋のじゃがいもは春の新じゃがよりもでんぷんが多く、ホクホクした食感が楽しめるのが特長で「完熟じゃがいも」とも呼ばれます。
じゃがバター、肉じゃが、粉ふきいもなど、じゃがいものホクホクした食感が際立つような料理で味わうのがおすすめですよ。

ちなみに、じゃがいもの定番料理であるフライドポテトは切り方によって味わいが変わります。ホクホクとした甘みを楽しみたい場合は厚めに切りましょう。カリカリとした食感にしたいときは薄く切って水にさらしてくださいね。

蒸しても茹でてもおいしいじゃがいもですが、手軽に下処理できる電子レンジも活用したいですよね。
電子レンジで下処理する場合は、よく洗ったじゃがいもに皮付きのままラップをして、じゃがいも1個に対して600wで3分ほど加熱してください。

潰して使うときはじゃがいもの皮を剥いて、切ってから耐熱容器に入れて加熱すると火の通りが早くなります。大きさや個数によって加熱時間は調整してくださいね。

じゃがいもを味わう「コーンと枝豆の2色いももち」のポイント

今回紹介するいももちは北海道の郷土料理で、蒸したり茹でて潰したじゃがいもに片栗粉を加えて焼いたもの。じゃがいもの旨みを活かした料理です。
調味料はシンプルに塩だけですが、ベーコンやチーズの旨みでついつい手が伸びてしまう一品。

まとめて作って冷凍することもできるのがいももちの魅力です。じゃがいもが入った料理は冷凍できないと思われがちですが、じゃがいもを潰した料理であれば冷凍ができますよ。
焼く前に冷凍、焼いてから冷凍、どちらもできるのでまとめて作って作り置きにも便利な料理です。
冷凍する場合は、焼く前も焼いた後もどちらの場合も「1ヶ月以内」に使い切るようにしてくださいね。

今回はベーコンとコーン、そして枝豆とチーズを入れた2種類のいももちレシピをご紹介します。ほかにも明太子を入れたり、たれを甘辛くしたりといろいろなアレンジを楽しんでみるのもおすすめ!
ぜひじゃがいものおいしい季節にいももちを作ってみてくださいね。

コーンと枝豆の2色いももち

コーンと枝豆の2色いももち
【材料(4人分)】
・じゃがいも…4個(600g)
・(A)牛乳…50ml
・(A)片栗粉…大さじ4
・塩…小さじ1/4
・ベーコン…1枚
・コーン缶…30g
・枝豆(正味)…30g
・スライスチーズ…2枚
・バター…10g

【作り方】
1. じゃがいもは皮をむき、1㎝厚の輪切りにする。ベーコンは5mm幅の短冊切りにする。スライスチーズは1枚を3等分にして丸める。(スライスチーズは全部で6個にわける。)
2. 耐熱容器にじゃがいもを入れてラップをし、600wの電子レンジで8分加熱する。
3. じゃがいもに竹串がすっと通るようになったら、温かいうちに塩を加えてじゃがいもを潰す。(A)を加えてなめらかになるまで混ぜ、2つに分ける。
4. 2つのうちひとつはベーコンとコーンを混ぜ、6等分にして丸く成型する。もうひとつは枝豆を入れて混ぜ6等分にし、スライスチーズを包んで丸く成型する。
5. フライパンにバターを入れて中火にし、4を入れて5分ほど焼き、裏返して3分ほど焼く。

【ポイント】
じゃがいもが固い場合は電子レンジで再度1~2分加熱してください。じゃがいもをしっかり潰すと滑らかな食感になります。スライスチーズは丸めて真ん中に入れることで食べたときにチーズがとろっとします♪


じゃがいもで作るいももちは子どもたちにも人気の料理。冷凍もできるので作り置きにもおすすめです!旬の季節だからこそ味わえるホクホクしたじゃがいものおいしさを楽しみましょう♪

この記事の作者

中村 りえ さん
中村 りえ

管理栄養士・米粉料理家
プロの管理栄養士・料理研究家による「食 」のプロデュース・レシピ開発を手掛ける(株)エミッシュ所属。管理栄養士ならでは切り口でレシピ提案・コラムの執筆を行う。
家族の小麦アレルギーをきっかけに米粉に出会う。おいしさに魅了され、米粉料理の良さを伝えて日本の米文化を守りたいと考え、米粉の情報も発信している。

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