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基本からおさらい!だしが染みたほっこり美味しい「定番和食レシピ」

11,436view 2020/05/27 07:00 料理上手
基本からおさらい!だしが染みたほっこり美味しい「定番和食レシピ」
「和食のだし」と言っても昆布やかつお、煮干し、椎茸などがありますよね。
今回は、色々な味付けに合い、おうちごはんでも使いやすい「基本のかつおだし」の取り方をご紹介します。

【かつおだしの取り方】

①昆布(水量の1%程度)に切込みを入れ、水に30分程浸けておく。
②弱火で加熱し、沸騰直前で火を止め、昆布を取り出す。
③再び過熱し、沸騰したら火を止め、削りかつお(水量の1%程度)を加え2~3分煮てアクを除く。
④濡らして硬く絞ったさらしやキッチンペーパーをザルに敷き、静かに濾す。

澄んだ黄金色になっていれば、美味しいだしの完成です!
料理の度に取るのは大変だと思うので、一度に多めに作り、冷蔵庫で保存するのがオススメです。
3日以内に使い切るようにしましょう。
氷製機などを使って冷凍保存すれば、長期間の保存も可能です。

【だしが染みた定番和食】

肉じゃが、筑前煮、豚大根、かぼちゃの煮物は、日本人なら覚えておきたいレシピです。
煮汁が少なくなるまでじっくり火にかけ、素材が柔らかく味が染み込むまで煮ます。
また、煮汁に浸して作る「煮浸し」は、ナスやオクラなどの野菜が美味しくたっぷり食べられるので、女性に人気の料理です。
どれも味付けは、だし汁、醤油、みりん、砂糖などがベースになるので、これだけの調味料を揃えておけば色々な和食に挑戦できますよ♪

(テキスト:宇田川 みさき)

覚えておいて損はなし!基本の肉じゃがレシピ

牛肉、じゃがいも、にんじん、玉ねぎの定番食材で作る肉じゃがは、覚えておきたい料理の1つ。
ポイントは、醤油を最後に加えること。
醤油の香り、風味が感じられる肉じゃがに仕上がりますよ。

豚肉の旨味が大根に染み込む!豚大根

豚肉と大根は、煮物にするのに相性抜群!
大根は、米粒(とぎ汁でも可)と一緒に下茹でして柔らかくし、豚肉はサッと湯通ししてアクを除いておくなど、ひと手間加えることで、格段に美味しくなりますよ。

具沢山が嬉しい!素材の味が楽しめる筑前煮

鶏肉、豆腐、れんこん、にんじん、ごぼう、こんにゃくなど、具沢山の筑前煮は、それぞれの下処理が大変かもしれませんが、手間暇かけた分だけ美味しくなります!
上品な味付けにすることで、素材一つ一つの味が楽しめる煮物になりますね。

ほっくり美味しい!かぼちゃの煮物

切ったかぼちゃを、煮汁に入れて炊くだけの簡単レシピです。
煮崩れしないよう、角を少し落とすと、きれいな仕上がりに♪
硬いかぼちゃも、煮汁がなくなるまでじっくり煮ることで、中まで柔らかく味が染みます。

冷やしても美味しい!ナスとオクラの煮浸し

野菜が美味しく、たくさん食べられる煮浸しは、女性に人気の和食です。
ナスは皮に格子状の切込みを、オクラは一か所切込みを入れることで、中までジュワ~っと味の染みた煮浸しになります。
できたてももちろんおいしいですが、夏は冷やして食べるのがオススメです♪

この記事の作者

宇田川 みさき さん
宇田川 みさき

料理家・栄養士・ビューティーフードアドバイザー
カフェレストランやケータリング、バリスタなど様々な飲食業界で経験を積んだ後、大手料理教室で講師を務め、調理の技術研修や料理・パンの教科書、栄養素関連の書籍執筆にも携わる。
現在は自宅で料理教室「Vege&Tsubu&Coffee」を主催。2児の母としても奮闘中。

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