楽天レシピ編集部や栄養士、料理専門家がお届け!食に関するマガジン

【花嫁キッチン】レッスン#5:魚を美味しく焼くコツ~グリル&フライパン編~

12,885view 2017/02/24 06:00 花嫁キッチン
【花嫁キッチン】レッスン#5:魚を美味しく焼くコツ~グリル&フライパン編~
和食のメインおかずといえば、やっぱり焼き魚。塩鮭とご飯、味噌汁が食卓に並んだら、ほっこりすること間違いなしの組み合わせ。和食派の彼なら、作ってあげたい朝食№1♪

しかし、魚料理と聞くと、難しいイメージを持っている人が多いのも事実。作ったことがある人も、家の中が魚臭くなってしまったり、出来上がりがパサパサで美味しくないとがっかり…

そこで、初心者でもフライパンやグリルを使って、簡単に美味しい魚料理を作るコツを教えちゃいます!

準備&下処理

①初心者は切り身で!
切り身ならさばく必要がなく、すぐに調理できるので、初心者におすすめです。

②臭み消しはしっかりと!
出来上がりが”魚臭く”ならないように、臭み消しはきちんと行いましょう。その方法は4つ!

1.塩をふり15分程度置く→出てきた液体(臭みの元)をキッチンペーパーで軽く拭く(生魚)
2.酒をまぶし少し置く(塩鮭などの塩魚)
3.塩麴を塗り1晩程度置く→身も柔らかく冷めてもジューシー
4.味噌を塗り4~5日間漬け込む(味噌漬)

※海魚の水洗いはNG!水で洗うと焼く時に身がボロボロになるので注意。
切り身は基本的に洗わないですが、気になる時は「立て塩」と呼ばれる海水程度の濃度の塩水で洗いましょう。水200㏄に小さじ1が目安。

味付けでバリエーションを広げよう

定番の塩鮭も美味しいですが、毎日同じだと飽きちゃいますよね。簡単にできる照り焼きとムニエルも覚えれば、魚料理のレパートリーは簡単に広がります。

1.塩味付きの切り身や塩麴、味噌に漬けた切り身は味が付いているので、焼くだけでOK。
2.生魚を使う場合には、臭み消しの後、再度、少々の塩をふります。
3.照り焼きを作る場合には切り身に小麦粉をまぶし、タレの材料は合わせておきます。
4.ムニエルは塩・こしょうで味付けし、小麦粉をまぶします。

魚焼きグリルで上手に焼くには

魚焼きグリルがあれば、手軽に美味しい焼き魚ができます。自宅のグリルのタイプによって使い方は違いますので、使う前には必ず確認しましょう。

①魚焼きグリルの皿に水を入れ余熱しておきましょう。水は落ちる油の受け皿になり、燃えつく可能性が減り、掃除も楽です。
※水入れはNGなタイプのグリルもありますので、自宅のグリルのタイプを確認し、取扱書で説明されている通りに使いましょう。

②片面焼きグリルの場合には、皮目を上にし、中火で焼き始めます。切り身は途中でひっくり返し、合計約7分で出来上がります。両面焼きグリルの場合にはひっくり返す必要がありません。

グリルがなくてもOK!フライパンで美味しい焼き魚

魚焼きグリルがなくても、フライパンで焼き魚ができます。油を引いて皮目を下にして中火で焼き、切り身の半分まで色が変わったら(=火が通っているサイン)、ひっくり返して表面も軽く焼けば大丈夫です。焼きすぎるとパサパサの原因になりますので、火加減を見ながら焼き時間を調整しましょう。

フライパンにフライパン用のシートやホイルを敷き焼き魚を作る方法は焦げやすい塩麹や味噌漬けにおすすめです。フライパンに切り身をのせたフライパン用シートを乗せ、油を入れずに焼きます。びっくりするほど簡単で、後片付けも楽々♪
※調理する前に、フライパンで使えるシートやホイルだと必ず確認してください。また、直接火に付けないでください。

照り焼きは普通に焼いたら、油がはねないように余分な油をキッチンペーパーで取り除き、合わせダレを加え、弱めの中火で煮詰めたら完成。ムニエルは油ではなく、バターで焼くので、香ばしい出来上がりに♪

焼き魚をマスターし、食卓に乗る頻度を増やしましょう!

塩鮭の基本の焼き方!グリル調理は余熱が大切♪

酒は臭み消しだけでなく、ふっくらとした仕上がりにもしてくれます。グリル調理をするときはサラダ油を塗って余熱をすることで身崩れが少なくなりますよ。余熱前と余熱後の2回、サラダ油を塗ると◎。

フライパン用シートがポイント!フライパンで絶品塩サバ

フライパン用シートを使って、魚の煙や臭いの元の焦げ付きをシャットアウト!レモン汁で蒸し焼きにしてさっぱりと。生のサバを使う場合には、サバは鮮度が落ちやすいのでその日のうちに調理が鉄則!

フライパンで簡単♪旨味たっぷり塩麴漬けの焼き魚

フライパン用シートを敷くのは焦げ付きやすい漬け魚におすすめ!弱めの火加減なので蓋を閉めると火がしっかり通り、ふっくらに仕上がります。塩麴は醬油や味噌と同じ発酵食品なので旨味もたっぷり!

昆布をプラスした上品でまろやかなグリルで焼く西京漬け♪

西京漬けは、京都の甘口の白味噌にみりんや酒などで調味した着け床に、鮭やタラなどの切り身を漬けた旨味の強い味噌漬けの魚です。レシピのように昆布を巻くと上品な仕上がりに。焦げやすいので、あらかじめ余熱して庫内温度を上げ、網にはサラダ油を塗っておきましょう。

ダブルの下処理で!臭みもなく身もふっくらのブリの照り焼き♪

塩をふり水分を拭き取った後、ブリを焼き熱湯を通すことでブリの臭みがしっかりと抜け、ふっくらに。ブリに片栗粉をまぶすと旨味を閉じ込められるだけでなく、タレにとろみがついて絡みやすくなりますよ♪

おしゃれな洋風料理のムニエルも美味しい♪おもてなしにも◎

バターとサラダ油を合わせて使うと焦げ付きにくくサッパリとした仕上がりに。薄切りにしたニンニクを入れ、弱火で香りを出してから焼くと一味違う美味しさを味わえます。小麦粉を魚にまぶすことで、魚から出る水分を取ると同時に旨味の流出を防ぎます。また焼き上がりの香ばしさもポイント。魚を焼いた後、余分な油を拭き、バターを入れレモン汁を絞ったソースを作るのもおすすめ。

この記事の作者

Marry me 編集部 さん
Marry me 編集部

恋人・旦那さまに毎日美味しい料理を作ってあげたい♪
結婚式総合情報サイトの楽天ウェディングが、料理初心者さんのために花嫁修業レシピをご紹介します!
結婚を意識したあなたのためのWebマガジンMarry meもチェック!

関連する記事

    デイリシャス配下共通/アクセスランキング上部のチームサイト枠      

花嫁キッチンのランキング

    デイリシャス配下共通      

ジャンル一覧

楽天レシピ プレミアムサービス開始!3日分献立でラクしよう
【楽天市場】Rmagazine|雑誌コラボ情報など旬の話題の情報発信サイト


おすすめの特集

もっと見る