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- ヘレス・デ・ラ・フロンテーラ
（アンダルシア州）
カラッと揚げた小魚はタパスとして人気！
「ペスカイト・フリート」とは、小魚のフライのことです。スペインの港町でよく見かける料理です。「1日に5回食事をとる」といわれるスペイン人の食生活に欠かせないバル（bar)。そこで供される小皿料理「タパス」として、人気です。イワシ、ワカサギなどの小魚に衣を付けてオリーブ油でカラッと揚げ、付け合せのレモンを絞って食べます。 レシピを見る >
辛口〜極甘口まで、幅広いシェリー酒
シェリー酒はスペイン語で「ヘレス」と呼ばれ、特にアンダルシア地方南部で親しまれています。ヘレスの呼称を名乗れるのは、アンダルシア地方南部にあるヘレス、プエルト・デ・サンタ・マリアとサン・ルーカル・デ・バラメダの町を結ぶ三角形の地帯で造られているものだけです。シェリー酒はアルコール度数が高いワインで、味は辛口〜極甘口まで幅広くあります。辛口タイプのシェリー酒「フィノ」は小魚のフライの最高のお供です。
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馬祭りが人気のヘレス
ヘレス・デ・ラ・フロンテーラはアンダルシア馬の飼育が盛んで、馬術学校もあります。毎年、春頃に馬祭りが行われ、この祭りの期間中、街中に馬に乗った人が溢れ、フラメンコの衣装に着飾った女性たちが繰り出します。街はにぎわいをみせ、夜間には電飾が施され、会場には飲食店が軒を連ねます。フラメンコ音楽が鳴り響き、シェリー酒の入ったグラスを傾け、歌い、踊り、街全体が大いに盛り上がります。
