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【妊娠初期】「食べた方がいい食べ物」と「控えた方がいい食べ物」

236,469view 2016/09/16 17:00 ママ・プレママ部
【妊娠初期】「食べた方がいい食べ物」と「控えた方がいい食べ物」
妊娠初期に摂って欲しい栄養素

妊娠初期とは15週(4ヶ月)までの事を言います。この時期は妊娠に気付く、つわりが始まるなど体調の変化が起こるころですね。胃の不快感や吐き気がある時には無理をせず、「食べたい時に食べられるものを食べられるだけ」でOKです。つわりに良い食べ物についてはこちらの記事でご紹介します。
この時期は食べられなくても赤ちゃんに必要な栄養が不足することはありませんので、心配しないでくださいね。ですが、嘔吐が続いて水分も飲めないような場合はすぐに主治医に相談しましょう。

食べられる時には意識して摂って欲しい栄養素があります。それは、神経管閉鎖障害の発症リスクを低減させる「葉酸」、赤ちゃんの成長に多く使われ、ママの貧血防止になる「鉄分」、歯や骨の形成に必要な「カルシウム」、血液や筋肉などの体を作る「タンパク質」です。妊娠中にいい食べ物についてはこちらの記事に詳しくご紹介します。

妊娠初期に食べたほうがいい食べ物

必要な栄養素を摂取するために食べたほうがいい食べ物を紹介します。

■葉酸が多く含まれる・・・ブロッコリー、ほうれん草、おくら、レバー

■鉄分が多く含まれる・・・レバー、牛赤身肉、しじみ、あさり、かつお、ほうれん草、大豆
※ビタミンAを多く含むレバーなどの食品の食べ過ぎは赤ちゃんの発達に影響がある可能性があるため、適性の量を守って食べてください。

■カルシウムが多く含まれる・・・乳製品、小魚、小松菜

■タンパク質が含まれる・・・脂肪分の少ない肉や魚、大豆製品

■ビタミンが多く含まれる・・・緑黄色野菜

妊娠初期に食べないほうがいい食べ物、控えたほうがいい食べ物

妊娠初期にはお腹の赤ちゃんのためにも、ママ自身のためにも食べないほうがいい食べ物や控えたほうがいい食べ物があります。赤ちゃんの発達に影響を及ぼすアルコールや食中毒の危険がある生肉生卵はNGです。妊娠中の飲み物についてはこちらの記事をご確認ください。

また、昆布に含まれるヨウ素は甲状腺機能に影響を及ぼす可能性があると言われているため、昆布だしの料理ばかり食べるのは控え、カツオやイリコも使用すると良いでしょう。

さらに、絶対ダメではありませんがカロリーや塩分、添加物が気になるインスタント食品やレトルト食品、味付きの缶詰も手軽で便利ですが控えるようにしましょう。
妊娠初期は食事に特に敏感になりやすい時期です。気を付けたほうがいいポイントなどはありますが、自分の体調と相談しながら無理のない食事を選びましょう。

(テキスト: 上野 知佐)

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この記事の作者

上野 知佐 さん
上野 知佐

管理栄養士・幼児食アドバイザー
1988年生まれ。昭和女子大学生活科学部生活科学科管理栄養士専攻卒業。
社員食堂での勤務を経て、特定保健指導、妊婦さんや産後ママ向けのダイエット指導を行う。現在は、自身の妊娠を機に妊婦さん向けレシピや離乳食、幼児食、母乳育児ママ向けレシピをブログにて発信中。

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