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味しみ「煮物」を作るコツをおさらい!春の食材でおいしい煮物を作ろう

19,700view 2018/03/01 07:00 料理上手
味しみ「煮物」を作るコツをおさらい!春の食材でおいしい煮物を作ろう
家庭料理の定番に上がる煮物。冬のイメージが強いかもしれませんが、春が旬の食材で作る煮物もとってもおいしいですよ。今回は、煮物に味を染み込ませる方法と春が旬の食材の煮物についてご紹介します。

煮物に味を染み込ませるための工夫

煮物のおいしさの決め手となるのが、食材に味が染み込んでいるかどうか。食材にしっかり味を染み込ませるためのポイントをおさらいしましょう。

・落し蓋をする
煮物を煮る時は落し蓋をするのが◎。少ない煮汁でもしっかりと煮ることができます。煮汁が多いと、食材同士が当たりあい煮崩れの原因にもなるので、煮汁は多ければ良いというわけではないんです。火が強すぎると落し蓋をしていても煮汁が飛んでしまうので、火加減には注意しましょう。

・ 一度冷ます
煮物は冷める時に味が染み込みます。できたてを食べたい気持ちをグッとこらえて冷ますのが◎。完全に冷ましたものを温め直して食べると、できたてよりもしっかりと味が染み込んだ煮物になります。

・ 表面積を増やす
食材をカットする時に、表面積を増やすことで味が染み込みやすくなります。根菜類は、いちょう切りや半月切りよりも乱切りにすることで、表面積を増やすことができますよ。

春が旬の食材で煮物を作ってみよう

春が旬の食材で煮物に使いやすいものと言えば、たけのこ、ふき、春キャベツ、新じゃがいも、やりいかなどがあげられます。これらで作る煮物は今の時期しか味わえないおいしさです。ぜひ、春の味を詰め込んだ煮物を作ってみてください。

(テキスト: 管理栄養士 若子 みな美)

たけのこの味を存分に味わえる!

たけのこの煮物と言えば若竹煮も外せません。たけのこを先に煮て、わかめを加えて煮ることで、わかめが煮えすぎるのを防げます。菜の花も添えて春らしく。

春の味。さっぱり味の若竹煮

たけのこの煮物と言えば若竹煮も外せません。たけのこを先に煮て、わかめを加えて煮ることで、わかめが煮えすぎるのを防げます。菜の花も添えて春らしく。

懐かしい味♪ いかの煮物

どこか懐かしい味のいかの煮物もおすすめ。落し蓋をして煮ることでしっかり味が染み込みますよ。

ほろ苦さがくせになる!ふきの煮物

難しそうなイメージのふきの煮物。意外と簡単に作れるので、今年の春はチャレンジしてみては?

洋風煮物にも挑戦!

春キャベツや新じゃがいもで作りたいのがコンソメ煮♪作りおきにしておけば、パンの朝食にも合いますね!春キャベツの葉の部分は最後に加えることで煮えすぎ予防に◎。

この記事の作者

若子 みな美 さん
若子 みな美

管理栄養士・フードコーディネーター
雑誌の連載、レシピ開発と撮影、栄養や料理に関する記事の執筆や監修を中心に活動。病院や学校給食に従事した経験を活かし、食に関してさまざまな視点からコーディネートしている。
ホームページでは簡単オリジナルレシピを発信中。http://orangekitchen.info/

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