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和食の定番、「みそ汁」でダイエットするコツは?

36,573view 2018/02/20 07:00 健康・ダイエット
和食の定番、「みそ汁」でダイエットするコツは?
みそ汁ダイエットとは?

みそ汁ダイエットとは、1日1食をみそ汁に置き換えるか、3食みそ汁を取り入れる方法です。みそ汁のカロリーは、汁だけでは40kcalほどでとてもヘルシーです。ダイエットが目的の場合は、野菜などをたっぷりいれて具沢山のみそ汁にすることがポイントです。

みそ汁ダイエットはなぜ良いのか?

普段何気なく飲んでいるみそ汁ですが、味噌には大豆タンパクやビタミン、ミネラルはもちろん、脂肪燃焼や脂肪蓄積を防ぐサポニンや、女性ホルモンに似た働きをするイソフラボンなどが含まれています。また、発酵食品なので、腸内環境を整える働きもあります。

みそ汁にたっぷりの野菜や海藻類などを入れれば、食物繊維やビタミン、ミネラルもたくさん摂れますし、食事の前半に食べれば、早めに満腹感を感じやすくなります。お通じが気になる方にもおすすめです。

注意点や失敗例は?

みそ汁ダイエットで注意したい点は、塩分の取りすぎと、具材の選び方、食べすぎに気を付ける必要があります。3食みそ汁にした場合は、塩分が多くなってしまいがちです。塩分を排出するカリウムが豊富な野菜や海藻類、きのこなどをたっぷり入れたり、具沢山にすることで、汁の量を少なくして、塩分の取りすぎを防ぐことができます。また、減塩タイプの味噌を選ぶのもよいでしょう。

具材にタンパク質を入れる場合には、低カロリーな豆腐がおすすめで、油揚げ、豚肉などは油脂が多いので、量に気を付ける必要があります。
また、みそ汁を取り入れても、たくさん食べてしまってはダイエットにはなりませんので注意してください。

おすすめの食べ方やレシピ

1日1食置き換える場合には、具沢山にして、タンパク質類も入れるとバランスがよくなります。どうしても少ないと感じる場合は、ごはんも一緒に食べても問題ないでしょう。ごはん1杯150gでしたら、250klcaなので、1食分としては十分低カロリーです。

野菜類を入れる場合には、色の濃い緑黄色野菜と、色の薄い野菜の両方を入れ、わかめなどの海藻類、きのこ類を入れると、バランスも良く、色々な出汁がでて、よりおいしくなります。
また、白味噌、赤味噌など、味噌にはいろいろな種類があるので、その日によって味噌を変えてみたり、ミックスさせると、変化が出ておすすめです。

(テキスト: 管理栄養士 岡田 あや)

この記事の作者

岡田 あや さん
岡田 あや

大妻女子大学家政学部食物学科管理栄養士専攻卒業。
株式会社シダックスにて社員食堂・病院で献立作成、厨房業務、衛生管理指導などの委託給食業務に携わる。
その後、特定検診・保健指導で、メタボリックシンドロームの方を対象にした栄養指導、料理サイトのコラム執筆、テレビ出演などを中心に活動している。

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