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夏に飲みたいビールやカクテル。ダイエット中はどうする?!

12,049view 2015/08/15 09:00 健康・ダイエット
夏に飲みたいビールやカクテル。ダイエット中はどうする?!
暑い日には、冷えたビールやカクテルがとてもおいしく感じますね。ただし、アルコールのとりすぎはもちろん注意したいところです。

「アルコールはエンプティーカロリーで太りにくい」と聞いたことがありますか?確かに、アルコール自体は脂肪にはならず、アルコールのカロリーのすべてがエネルギーになりません。しかし、アルコールをとると、肝臓はアルコールの分解を優先するため、食べた物が代謝されずに脂肪になりやすくなるので、体脂肪が増える原因になります。ですから、都合良く「アルコールは太りにくい」とは考えない方がよいでしょう。

主なアルコール類のカロリー

ちなみに、アルコールの適量は20gと言われていますが、その量とカロリーはこのくらいになります。
ビール 540ml(中瓶1本強)・・・ 216kcal
日本酒 160ml(1合弱) ・・・177kcal
ワイン 220ml(グラス2杯弱) ・・・157kcal
焼酎 70ml(35度1/2合弱) ・・・142kcal
ウイスキー 60ml(ダブル) ・・・142kcal
お酒が好きな方には少ないと感じるかもしれませんね。たまにある飲み会でこれより少し多くなる分には構いませんが、日常的に多い方は少し減らすようにしましょう。

甘いカクテルとおつまみに注意!

また、カクテルなどの甘いお酒は、アルコール分は少ないものもありますが、糖質が多く高カロリーのものもあるので注意が必要です。チューハイ 100mlで、50kcal前後、梅酒は100mlで 150kcal前後するものもあります。チューハイはカロリーの低いものもあるので、栄養表示を必ずチェックするようにしましょう。お店などでカロリーがわからない場合は、キールやジンライムなどがオススメです。

また、割る際には、炭酸水・お水・ウーロン茶などにし、ジュースなどは選ばないようにしましょう。もちろん、どんなお酒も、結局は飲みすぎれば太るので、量に気をつけることが1番大切です。

おつまみの選び方もポイントになります。枝豆、冷ややっこ、湯豆腐、刺身、焼魚、焼き鳥、出汁巻き玉子、つけもの、スティック野菜、サラダ などの「素材そのものに近い料理」「焼いただけ」などの料理は、低カロリーのものが多く、オススメです。

ダイエット中でも、量やおつまみに気をつけてれば、お酒を一切やめる必要はありません。お酒と上手に付き合っていきましょう!!

(テキスト: 岡田 あや)

この記事の作者

岡田 あや さん
岡田 あや

大妻女子大学家政学部食物学科管理栄養士専攻卒業。
株式会社シダックスにて社員食堂・病院で献立作成、厨房業務、衛生管理指導などの委託給食業務に携わる。
その後、特定検診・保健指導で、メタボリックシンドロームの方を対象にした栄養指導、料理サイトのコラム執筆、テレビ出演などを中心に活動している。

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